フィリップ・クラブの5枚目のアルバム. 超・巧みで独創的な生ギター&エレキギターと、現代音楽作曲法を含んだハーモニーと不協和音とサティー～ブーランジェ+ミッシェル・ルグランのような20世紀の音楽進行、饒舌で言いたいことをマキシマムに散布させたようなカラフルな言葉の数々。アントワーヌ・ロワイエやオーレリアン・メルル同様に高踏的で、ナンセンス歌曲風な音韻遊びと、エモーションや怒りや不安がゆらゆらのひとりポリフォニーコーラスで。聞かせどころの多いシャンソン・アンダーグラウンドの実験作です。 https://youtu.be/CcCVCFXJftY?