
ミキ・ゴンサーレスが、97年に録音した幻の作品が遂にリリース!スペインで生まれ極若い時にペルーに移住し、70年代から音楽活動を始めたミキ・ゴンサーレスは、90年代には、ロック、クラブ系など幅広い分野で活躍するミュージシャン、サウンド・クリエイターとしてその地位を確立しました。彼はその一方でペルー音楽を語るときに欠かすことの出来ないアフロ・ペルー音楽に傾倒し深い尊敬の念を持っていました。そして、常々「かつてのアフロ・ペルー音楽と今演奏されているのは違うのではないか」と感じていた彼は、その黄金時代に「ムシカ・クリオーヤの貴婦人」チャブーカ・グランダ(1920-1983)を支えたカイトロ・ソトとフェリクス・カサベルデというふたりの巨匠に「本物のアフロ・ペルー音楽を録りたい」と依頼して、97年から2000年にかけて制作したのが本作です。