1971年リマ出身のギタリスト／コンポーザー、アンドレス・プラドの2012年リリース作です。リマ、ブエノスアイレス、ロンドンで、ジャズやラテンアメリカ音楽を学んできたとのことで、本作もベーシックな部分はジャズなのですが、「シャーマニック」というタイトルが示唆するように、アマゾンの森の魔術的世界にインスパイアされたという、カルロス・カスタネダを同国人にもつギタリストの独特な世界観が示されています。曲はいずれもプラドのオリジナルで、10分超えの長尺曲3曲を含む、アンデスやアフロ系音楽も消化した“スピリチュアル・ペルー・ジャズ”。バックにはペルージャズなどで活躍してきたドラムスのマノンゴ・ムヒカ他、ピアノおホセ・ルイス・マドゥエニョ、ベースのオマール・ロハス、カホンのマルコス・モスケラが参加。 ペルーのレーベル、セルニカロが、ペルー・カトリック大学と共同で2012年に編んだ「ペルーの果実」シリーズの中の1枚です。 https://youtu.be/RiCsBeCvdys