今最も注目を集めるアフロ復刻レーベル「ODION LIVINGSTONE」が「LIVINGSTONE STUDIO」に名前を変えて再スタート! ヴィンテージ・アフリカ音楽のコレクターであるTemi Kogbeと、EMIのプロデューサーだったOdion Iruojeによって2016年にローンチされたレーベルとしてナイジェリア現地から良質な音源を復刻する良心的なレーベルです。
今回リリースされるのはナイジェリアのディスコ・ブギー系レーベル「DUOMO」の音源をまとめたコンピレーション・アルバム。70年代後半に入り伝統的なハイライフからファンキーなソウルやディスコ・サウンドへとその主流が変わりつつあった当時のナイジェリア音楽シーン。キーボード、そしてドラム・マシーンの導入が進み、Bunny Mack, Chris Okotie, Christy Essien, Jide Obi といった面々がチャートをにぎわすようになった時代である。そんななか登場したのが、このDUOMOレーベルである。音楽的な理念などを持たないビジネスライクな人物がスタートしたこのレーベルはインターナショナル・ポップスを貪欲に取り入れたサウンドを提示。「DUOMOサウンド」は当時のキッズたちを熱狂させたのだという。またレーベル第一弾が10万枚を超えるリリースを記録するなど商業的な成功を収めると、よりポップなシーンでの活躍を求める有能なミュージシャンが集合。非常にレベルの高い作品を多く残し、今となってはアフロ・ヴァイナル・コレクター達にとって垂涎のレーベルとなっているのである。
音圧高すぎなミッド・ブギーCHRISTY OGBAHによる"ADVICE"を筆頭に、こちらもダブ?ジュジュ?的なディープな音響のファスト・テンポ・ファンクJOHNNY O "BAZZ XMAS EVE"、キラーディスコなBINDIGA "DISCO CONNECTION"、軽妙なラテン・チューンGODFREY ODILI "YOU DO GOOD YOU DO FOR YOURSELF"、アフリカらしいポリリズムなサイケ・ファンクロックEUNICE MOKUS ARIMOKU "ARIRO"...。オークションサイトでは、ぼろぼろのコンディションやジャケットなしという酷い状態にも関わらず軽く100USD~で取引されるようなものがほとんど。仮に比較的良好な状態ならトンデモナイ価格で取引されるだろうと想像される逸品ばかりの同レーベルカタログのなかから、選りすぐりの楽曲をセレクトした全11曲。
またこれまでに使用されてこなかった貴重なフォトやナイジェリア音楽の専門家であるUchenna Ikkoneによるライナーノーツも収録と、丁寧な作りも素晴らしい。すべてのアフリカ音楽ファン、レアグルーヴ・ファンに推薦の本年復刻大賞最優秀作品候補!
https://youtu.be/z2i4am-j4CQ
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