ビートルズへのウルグアイからの回答ともいわれた伝説的バンド=エル・キントでの活動以来しばらく活動を共にしていなかった二人が久々に再会、1985 年から1987 年の間に録音した作品が本作『BOTIJA DE MI PAIS』だ。楽曲によってはオズバルド・ノレ(鍵盤)、リカルド・レウ(エレキギター)、オズバルド・ファトルーソ(ドラム)が参加しているが、基本的には二人によるミニマムな編成での録音である。アフリカ系のウルグアイ音楽「カンドンベ」の呪術的なビートを刻みながら、ときにユーモラスなヴォーカルを聴かせるラダと、内省的な歌声で淡々と歌いつつ、時空が歪んだかのようなストレンジなメロディ、ハーモニーを挟み込むマテオ。他に類を見ない才能の融合による圧巻のスイングと想像力、リズムのスパーク、そして人智を超越した無限に広がるその音世界は近年再発見されるや否や世界中の音楽ファンを魅了。当時二人がほとんどプロモーションをしなかったため、オリジナルのレコードはほとんど市場に出回っておらず、見かけたとしても USD 300 以上で取引される幻の逸品として知られている。
https://youtu.be/NIrE8NtsCoM
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