
前作をリリースしたのちにトルコとエチオピア音階に深く没頭。マセンゴやクラールといったエチオピア音楽の伝統楽器に加え、ブラジルのビリンバウ、スーフィーなどで用いられる葦笛ネイ、サズとも比べられるギリシャの弦楽器バグラマなどを習得し録音されたのが本作だ。ダビーなサウンドにエチオ音楽のサックスとフルートが暴れまわる "Cosmic Masadani"、より濃密なグルーヴを聴かせる"Kamilari"、オリエンタルなネイの響きが印象的な"Azalai"、フューチャリスティックなテイストもある"Doni"などなど、ムラトゥ・アスタトゥケに代表されるエチオジャズ的な演奏を基本としつつも、オカイ・テミズからアルタン・ギュンに至るまでのターキッシュ・サイケ、ドン・チェリーからサイマンデに至るまでのエスノ~スピリチュアル・ジャズ/ファンク、さらにはアフロビートやダブからの影響までも垣間見える、今旬サウンドのおいしいとこどりともいえる一枚!
https://youtu.be/eo6xQSuP37Y
https://youtu.be/kBIaYv2Hk4c