レバノン出身の音楽家ロジャー・ファハー。1970年代のレバノン、そして亡命先のパリで音楽家として活動する傍ら、ジアッド・ラーバニやファイルーズらのバックで演奏した知る人ぞ知る音楽家である。その音楽はとても中東のものとは思えない、仄暗く独特の美しさをたたえたサイケフォークで、まるで1970年代のカリフォルニアで生み出された音楽だと言われても違和感のないもの。HABIBI FUNK の面々もはじめて彼の音楽を聴いたときに、そのユニークさ、ヒプノティックな魔力に驚いたそうだが、そこから何年もかけ遂に本人とコンタクトすることに成功。自主制作カセットでリリースしていたアルバムの音源をはじめ全くの未発表音源などを本人に提供してもらい、本作のリリースにこぎつけたのだとか。
レコードはDLコードに8ページのブックレット、CDは16ページのブックレット付と毎度のことながら資料性もばっちり。中東のパリともいわれたレバノンはベイルートの充実した音楽シーンの一端を垣間見ることのできる貴重な一枚であるのはもちろん、サイケ・ファン、フォーク・ファンにも推薦のインパクト特大な一枚だ。
https://habibifunkrecords.bandcamp.com/album/habibi-funk-016-fine-anyway-2
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