イタリアのリヴィエラからコーカサスの山々へと旅したかと思えば、ブラジル・バイーアのビーチの太陽、イスタンブールやパリの美しい街並みまでを連想させるサウンドスケープは前作同様。一方で音響的にはより成熟しており、切れ味鋭くダイナミズムあふれるサウンドへと進化。むせびなくエレクトリック・バラライカからスタートする "Yalvarma" 、先行シングルとしてリリースされたキラーな "Agitate"、ペルシャ古典のようなメロディとファンクビートが絡み合う "Yeter"、陽光あふれるキット・セバスチャン流ソフトロック "Elegy For Love"、"Last Tango in Paris" をヴェロカイが編曲したら?などと思わせるミッドテンポのサイケチューン "Inertia"、スヴェン・ワンダーを思わせるエキゾ・ファンク "Ahenk" 、ラストのおだやかなボサ風チューン "Please Don't Take This Badly" まで。ディープだった前作に比べると、よりポップに、それでいて音楽好きの琴線を刺激するような彼らの音楽的嗜好がより顕著になった間違いなく大傑作。前作以上に話題となること必至です!
https://kitsebastian.bandcamp.com/album/melodi
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