ガーナのファンキー・ハイライフを代表するバンドで、クバーノ・フィエスタス名義ではK.フリンポンを一躍スターダムにおしあげたことでも知られるヴィザヴィ。近年再評価が進み、続々とリイシューが敢行される中、今回は彼らの作中でもラテン・フレーバー濃いめのナンバーを収録した1977年作が再発です!今作はリリースの翌年である1978年に、USのMakossaからも『OBAA MANSAH』としてリリースされており、欧米でも大人気の作品。どのバージョンも常に高値で取引されていたので手頃に買えるのは実に嬉しいニュースですね。
Makossaがタイトルにも使った屈指の名曲"OBAA MANSA"は、イントロから曲中を席巻するホーン・アンサンブルによるリフが、ふとハミングか、口笛で吹きたくなるほどキャッチーで、"これだけで飯が食える"と表現しても過言ではないキラーなもの。ループするベースラインはトリップを啓蒙し、控えめながらも存在感バツグンのギターがアクセントを添え、アイザックとアンソニーのイエボア・コンビによる塩辛いソウルフルなボーカルがトドメを刺してくれる極上のファンキー・ハイライフ。
そして、これに匹敵するのがB面収録の"MAYE NSUSUAN NSUO"で、イントロのホーン隊によるフックの効いたキメッキメのラテン・ファンクなフレーズからして名曲の気配がビンビン。ラテン・フレーバー薫るクリーン・トーンでテクニカルなリフをシレっと弾き倒してると思ったら、見事な流れでヒュー・マセケラの名曲"GRAZING IN THE GRASS"の悶絶フレーズを引用してきたりするなど、そのセンスを大爆発させてるサミー・クロッパーのギターも聴きどころ。グルーヴィーだがウルトラ難しそうなフレーズをを簡単そうに弾いてるスリム・マヌのベースと、共にリズム・キープするギブソン・ペプラのリズム隊が、中毒性の高さを補強してくれます。再発盤もすぐに売り切れて価格が高騰したりするので、手頃な価格のうちにぜひ持っておいて欲しい一枚。
https://youtu.be/kykzQO_JjU4
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