サンパウロ出身のプロデューサー/パーカッショニストとしてエグベルト・ジスモンチやレイラ・ピニェイロを支えたマルコ・ボスコ。一時期日本にも滞在し、自身のバンドであるグルーポ・アカルーで山本剛と録音するなど、我々にもなじみの深い音楽家だが、そのグルーポ・アカルーを解散したのちにリリースした初の自身名義作『METALMADEIRA』に続き、ジスモンチのレーベル CARMO から発表した 2NDアルバムが本作『FRAGMENTOS DA CASA』だ。
ヘコヘコ、シェケレ、ビリンバウ、カシシをはじめとする個性あふれるパーカッション群を用い、既成概念を覆すオリジナリティあふれるアンサンブルを構築。と同時にレーベル主であるジスモンチと同様、生楽器とシンセサイザーの融合にも積極的に取り組んでおり、そのユニークで先鋭的なアンサンブルはいまだに後進の多くのミュージシャンに多大な影響を与えている。とりわけ驚異的なアンサンブルをみせる冒頭の "Flagmentos" や、 MUSIC FROM MEMORY のブラジルものコンピ『OUTRO TEMPO』にも収録された "Sol da Manhã" 、テクスチャー豊かなパーカッション・アンサンブルとシンセの妙なる融合に成功した "Quarto" などはDJやエクスペリメンタル・ミュージック・ファンからも人気が高く、オリジナルはいまだにUSD100以上で取引される人気盤だ。
今回のリイシューではマルコ・ボスコの音楽性に迫るべくブラジル・サイケ系ガイドブック『LINDO SONHO DELIRANTE』の著者であるベント・アラウージョによる新規ライナーを封入。オリジナル・レコードを忠実に再現したアートワークでの復刻となる。
https://discosnada.bandcamp.com/album/fragmentos-da-casa
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