
カリブ海に浮かぶ蝶の形をしたグアドループ島の民族音楽グウォカ(Gwo-ka)とエレクトロニクスが融合したこのサウンドは、Rico Toto自身により「Electro-ka.」と命名。トロピカルなパーカッションと環境音のテクスチャが心地よい「Jungle Meditation」、ダウンテンポのシンセ・ポップジャム 「Yadadé」、未来的エスノ「Rawal Pindi」などを経て、瞑想トライバル「Golgotha」で荘厳な着地をみせるK点越えの内容。それはまるで90年代の細野晴臣とダニエル・バルデリがB2Bしているような。アフリカ、ラテンアメリカ、アジア、ヨーロッパとアメリカの文化が交差した内容に魂が揺さぶられます。経済のグローバル化から隔離されながら、想像力を絶やさず独自のリズムとサウンドを探求してきた記憶と記録を、今このタイミングでキャッチしないでいつするのでしょうか!
https://invisible-city-editions.bandcamp.com/album/fwa-pi-saj-s