カレン・ダルトンが1971年に発表したアルバム「イン・マイ・オウン・タイム」が50周年記念盤として各種フォーマットでリリース!!
音楽界で最もミステリアスで謎めいたアーティストの一人であり、その影響力は不動のものとなっているカレン・ダルトン。彼女が1971年にリリースした2NDアルバムの50周年を記念して、新たにリマスターした2021年版を各種リリース。
オクラホマ育ちのカレン・ダルトン(1937-1993)は、バンジョーと12弦ギターをトレードマークに独特の世界観のあるヴォーカルにおいて同世代のアーティストとは一線を画したミュージシャンとえいます。60年代初頭、彼女はグリニッチ・ビレッジのフォーク・シーンを拠点に、伝統的なナンバーやブルースのスタンダード曲、ティム・ハーディン、フレッド・ニール、そして後に結婚することとなるリチャード・タッカーなど同時代のアーティストの曲をカバーして活動していました。
一瞬にして彼女のに魅了されたボブ・ディランは「一番好きな歌手はカレン・ダルトンだった、カレンはビリー・ホリデイのような声で、ジミー・リードのようなギターを弾いていたんだ」と『クロニクルズ』で語っています。
レコード業界での華々しい活動には興味もなく、ある種マイペースに活動していたカレンは、ステージ上においても観客との交流もなく、またスタジオでもレコーディングの過程を好んでおらず・・・結果1969年のデビュー作『IT'S SO HARD TO TELL WHO'S GOING TO LOVE YOU THE BEST』は、リハーサルと思わせつつこっそりと録音が進んでいったのだとか。
ウッドストックの共同プロモーターであるマイケル・ラングが続編のレコーディングを持ちかけたときも、これまでカバーを中心として演奏してきた彼女にとって、自身の言葉で、そして自身の時間を使って作らなければならないことに気が進まなかったようで、結果、ニューヨーク州ウッドストックのベアズヴィル・スタジオで6カ月間のレコーディングを行うことになります。
アルバムのプロデュースを担当したのは、1STアルバムで一緒に演奏したベーシストのハービー・ブルックス。「シンプルで堅実、そして協力的」を自負するブルックスは、カレンのプロセスを理解しながらも、優しく励ましつつ彼女の創造性の限界に挑戦していきます。
自作曲をほとんど演奏しないカレンは、"Katie Cruel"や"Same Old Man"などの伝統曲から、ポール・バターフィールドの"In My Own Dream"、リチャード・タッカーの"Are You Leaving For The Country"まで、さまざまな曲を選んで演奏しました。また、"When a Man Loves a Woman"や"How Sweet It Is"といったR&Bのヒット曲を取り入れるなど、典型的なレパートリーを増やしています。前作とは打って変わって、才能あるスタジオ・ミュージシャンを多数起用し、よりポップで充実したアレンジになっているのが特徴的です。
すべての音声はデイブ・クーリーによって新たにリマスターされ、ラッカーはエリシアン・マスターズのフィル・ロドリゲスによってカットされています。
貴重な写真、ミュージシャンでありライターでもあるレニー・ケイのライナーノーツ、ニック・ケイヴとデヴェンドラ・バンハートの寄稿を含む、新しいブックレットが付属しています。
https://youtu.be/Na6XVgIvkeA
その他のアイテム
-
- TSONGA TREMORS EXPLORATIONS IN TRADITION, TECHNOLOGY AND SOUTH AFRICAN DANCE MUSIC 1983-1991 (2LP)
- ¥3,920
-
- RICO TOTO / FWA EPI SAJES (LP)
- ¥5,200
-
- jitwam - Third (LP)(Soul,Latin,Jazz)
- ¥6,400
-
- V.A / MUSICASION 4 1/2 - 50TH ANNIVERSARY (2LP)
- ¥4,900
-
- Aksak Maboul / Redrawn Figures 2 (LP)
- ¥2,800
-
- Horse Lords - As It Happened: Horse Lords Live (LP)(Experimental,Rock)
- ¥6,000