新潟生まれ、現在はニューヨーク、アイスランドを拠点とするコンポーザー MASAYA OZAKIの4THアルバムは、彼のサウンドの多様性に浸れる美しい作品。
儚い存在としての空間、ふとした瞬間の繊細さ、儚いものに宿る感受性、そして極めて物質主義的な世界におおける音の未来について深く考察しており、本作はアイスランドでの現在の生活を反映させたものとのこと。ヴァイオリンやギター、ヴォイス、エレクトロニクス、フィールド・レコーディングなど、ある種アンビエント / エレクトロ・アコースティックにおける正統派のアプローチながらも、その一つ一つの音の繊細さと手に触れられる様な生々しさ、そして儚さを感じさせる味わい深いサウンド・プロダクションは他のアーティストと一線を画しています。ANDREW CHALK好きにも是非ともチェックしていただきたい、才能豊かな日本人コンポーザーによる2024年傑作です。
https://laaps-records.com/album/mizukara
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