ジェルソン・キング・コンボことジェルソン・コルテスは、兄弟のジェトゥーリオとともにリオのマドゥレイラで生まれ育った。ジェトゥーリオがジョーヴェン・グアルダの作曲家として頭角を現したのに対して、ジェルソンはアンダーグラウンドのダンスグループに参加し、のちに「ジェルソン・キング」としてブラックリオ運動の主要人物になっていく。そんな流れを受けて制作されたのが本作だ。バックバンドにはウニオン・ブラッキを起用し、ホナウド・コヘアがプロデュースを手掛けている。収録された10曲を通じて、人種的プライドに基づいた政治的な声明と完全ダンス志向ともいえる本場US顔負けのファンクサウンドを融合。この手のサウンドの再評価に大きく寄与したDJクリフィー監修のコンピ『Black Rio - Brazil Soul Power 1971-1980』では、本作収録の「Uma Chance」がトリとして選曲されるなど、長きにわたりブラジリアン・ファンク屈指の名盤とされているだけに久々のリイシューはまさに歓喜だ。
https://youtube.com/playlist?list=PLO-LC0_VKMEXtm_sE1Vcw5h6sVqY9PZY9&si=TA2yXibVYU32W505
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