Festival de FRUE 2025にて初来日決定!素朴ながらも濃密な傑作チェンバー・フォーク!
リオデジャネイロのMPBシーンを出自としながらも、もはやMPBの枠を越え八面六臂の活躍を見せる異才、フーベル。インディー・フォーク・テイストの1stアルバム『Pearl』(2013)に始まり、2ndアルバム『Casas』(2018)では、さらにサウンドの幅を拡げ管弦楽のアレンジやヒップホップを取り入れた煌びやかな作品に。続く3rdアルバム『As Palavras, Vol.1 & 2』(2023)では、自身のルーツであるブラジル音楽へと回帰するとともに、ファンキ・テイストの楽曲も披露してみせた。
これまで様々なアプローチでサウンドの幅を拡げてきたフーベルだが、2年ぶりの新作となった本作『Beleza. Mas agora a gente faz o que com isso?』(2025)では、アレンジはやや控えめに、自身の方法論のルーツといえるフォーク・ミュージックへと回帰。約10年に及ぶこれまでの旅の成果を創造力の糧として、素朴ながらも濃密なチェンバー・フォーク作品を生み出した。
全20曲収録の大作となった前作に対し、本作の収録曲は全9曲。そのうち2曲収録されているカバー曲は、メキシコのシンガー・ソングライター、El David Aguilarの楽曲「A la Ventana, Carolina」のポルトガル語カバー、そしてレディオヘッドの2007年作『In Rainbows』収録の大名曲「Reckoner」のカバーだ。フーベルはこの繊細な楽曲を、トム・ヨークを踏襲するかのようなファルセット・ボイスで優しく包み込むように歌い上げている。地を這うようなストリングスアレンジを手がけたのは、名匠アルトゥール・ヴェロカイだ。
現在MPBはブラジルの音楽市場におけるマイノリティーであることは疑いようもないが、シーン屈指のビッグネームであるフーベルは、またしてもカエターノ・ヴェローゾら先達の道へと通ずる傑作を創り上げた。
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_m2QkhUnENwYZUHV-i2WMkhwjzPXD71O8c&si=047vw2MEUJKAAr2M
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