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Midori Hirano - OTONOMA (LP Color)(Ambient,Piano)

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Midori Hiranoは、京都生まれベルリン拠点の作曲家/ピアニスト/サウンドアーティスト。 CoHやIlpo Väisänen(Pan Sonic)をはじめとする実験音楽家との共演から、映画・テレビ・展示空間の音楽まで、ジャンルを越えた活動で独自の評価を築いてきた。 本作『OTONOMA』は、そうした彼女の歩みを集約したアルバムであり、ピアノによる古典的な和声感覚と、シンセサイザーのテクスチャーが自然に溶け合う作品だ。 タイトルの「Otonoma」は、日本語の「音(Oto)」と「間(Ma)」に由来する。 音と音のあいだ、あるいは“音のための部屋”。 Hirano自身が語るように、本作はリスナーが複数の音響空間を行き来するよう設計されている。 「Illuminance」では、モジュラーシンセの豊かな質感がゆっくりと広がり、「Ame, Hikari」は写真家・川内倫子の作品のために書かれた楽曲として、雨と光の繊細なニュアンスを音で写し取る。 ミニマルなピアノ曲「Rainwalk」は、一瞬の時間を切り取るような静かな余韻を残し、「Aurora」ではドローンと電子音がより広い視野へと開かれていく。 全体を通して、リズムやメロディが前面に出るタイプの作品ではない。 しかし、音の滲み方、残響の揺らぎ、空間の呼吸に耳を預けることで、豊かな情景が立ち上がる。 アンビエント、現代音楽、実験音楽の境界を行き来しながら、聴き手の感覚そのものを静かに拡張していく一枚。 (レーベル・インフォメーション) https://midorih.bandcamp.com/album/otonoma

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