今最も注目を集めるアフロ復刻レーベル「ODION LIVINGSTONE」が「LIVINGSTONE STUDIO」に名前を変えて再スタート! ヴィンテージ・アフリカ音楽のコレクターであるTemi Kogbeと、EMIのプロデューサーだったOdion Iruojeによって2016年にローンチされたレーベルとしてナイジェリア現地から良質な音源を復刻する良心的なレーベルです。
今回復刻されるのはアフロ・ブギー・ディスコ・ファンの誰もが夢見る超激レア皿、グロットの『Wait, No Hurry』! アフロ・ファンク/ディスコ・ブームの火付け役ともいえるVoodoo Funkのコンピレーション『Lagos Disco Inferno』に収録されるなど、その界隈では誰もが知る作品ながらオークションなどにもほとんど出てこない幻の逸品。某サイトに過去の落札価格が1件記録されているものの、それも1000USDを優に超えているという状態で、ここまで解明が進んだアフロ・ファンクの世界における最後の砦ともいえる一枚だ。
もちろん、ただレアなだけのシロモノではない。先述のコンピにも収録された"Bad City Girl"を筆頭に、サイケ・ファンにも推薦したい"Wait no hurry"、スペースエイジ以降を思わせるシンセとギターのカッティングも印象的な"Maya"、フランク・オーシャンをも魅了したこの時期のナイジェリアン・ディスコ/ファンク特有のベースラインが堪能できる"Look at me", "Yeah", レアグルーヴ・ファンにもど真ん中であろうフルート・リードのジャズ・ファンク・インスト"Who gives a man"...。Ofegeを筆頭にTirogo, Applesといった血気溢れるラゴスの若者達によるアフロ・サイケロックを手がけていたOdion Iruojeによって選出されたというメンバー達は次第に同時代のソウルやファンクへと傾倒し、この時期にはCurtis Mayfield, James Brown, Isley Brothers, Princeといった音楽を聴きこんでいたのだとか。加えてToma Mason Jr.がベーシストとして加入。ファンクネス溢れるグルーヴはそのままに、より音楽性も高度に発展しつつあった彼らの絶頂期をおさめた稀代の名盤なのである。
当時の貴重な写真に加えて、Temitope Kogbeによるメンバー達へのインタビューを収めるなど装丁も文句なし。すべてのアフリカ音楽ファン、レアグルーヴ・ファンに推薦の本年復刻大賞最優秀作品候補!
https://youtu.be/5-WDP9AMt7c
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