ボサノヴァからキャリアをスタートし『ガーハ(1971)』や『プレヴィザォン・ド・テンポ(1973)』といった作品でソフトロックやレアグルーヴ方面でも高い評価を獲得。さらには『ヴェント・スル(1972)』でサイケ方面を視野に入れつつ『ヴォンタージ・ヂ・レヴェール・ヴォセ(1981)』『マルコス・ヴァーリ(1983)』ではディスコ~AORサウンドを披露するなど、時代に沿ってスタイルを変化させつつも、そのどれもが名盤といわれるポップ職人、マルコス・ヴァーリ。単独名義としては約9年ぶりとなるスタジオ録音作『SEMPRE』も、我々の期待を上回る、マルコス・ワールド全快の傑作となった。
アレックス・マリェイロス(アジムス)、アルマンド・マルサル(EX.パット・メセニー・バンド)といった名手を従えつつ、マルコスらしいキャッチーなメロディを、リオの潮騒を感じさせるアーバン&ブリージン・サウンドで披露。80'S後期~90'S初期のサウンドがリヴァイバルする今の空気にぴったりと寄り添いつつも、マルコスらしいカラーがしっかりと反映されたその内容は、マルコスのキャリアにおける最高傑作のひとつと言っても過言ではないだろう。 リオのビーチで飲むカクテルよりもフレッシュでフルーティー? 今年の夏はマルコスで決まり!
http://marcosvalle.bandcamp.com/album/sempre
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