
『In a Silent Way』へのアルゼンチンからの回答ともいえる「音響ジャズロック」! ポチョ・ラポウブレ、リカルド・レウ、アダルベルト・セバスコといった当時最高峰のアルゼンチン・ジャズメンたちにより結成されたエル・トリオのジャズロック、ジャズファンク名作『Todo En Su Medida Y Armoniosamente』(1974) が待望の世界初復刻!
ホルヘ・ロペス・ルイス、ガトー・バルビエリらが牽引し、南米屈指のジャズどころとなったアルゼンチンの1960年代のブエノスアイレスだが、70年代に入ると北米のエレクトリック・マイルス諸作やクロスオーヴァ―の流れが波及し、すぐに電化ジャズ、ジャズロックなど前衛的な作品が生まれていった。そんななか、彼の地の民間伝承とロック、ジャズ双方に目を向けつつ、実験精神と豊穣なバックグラウンドで融合したのが本作である。本作録音の直前までガトー・バルビエリの「ラティーノアメリカ」プロジェクトに同行していたポチョ・ラポウブレ(ドラムス)、リカルド・レウ(ギター)、アダルベルト・セバスコ(ベース)の3人によって録音。ハイテンションのジャズロック的セッションが炸裂する冒頭の "La Petichita Hace Lo Que Puede"、哀愁のアコースティック・ギターがブエノスの詩情を感じさせる "Albarraseis"、女性歌手パトリシア・クラークをフィーチャア、モーグも宙を舞う音響ジャズ "Todo en Su Medida y Armoniosamente"、そして本作屈指のキラーチューンといえるジャズロック "Se Acabo El Recreo"まで。リリースはMUSICHALLレーベルからだったものの少量の販売にとどまったのか、今ではオリジナル盤は極めて稀少でUSD500を軽く超える価格で取引されている。
https://vampisoul.bandcamp.com/album/todo-en-su-medida-y-armoniosamente
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