
現在も活動するミナスのピアニスト、セリオ・バローナ。MPBから独創性あるインストゥルメンタル作品までを残すマエストロと称される人物だが、そのキャリア初期はガレージやイエイエ(ジョーヴェン・グアルダ)的作品を残していた。ミナスを代表するインディーレーベル BEMOL に残された本作は、そんなバローナの初期キャリアにおける代表作だ。
とりわけ人気なのがSIDE-Aに収録された「バットマンのテーマ」だろう。スペーシーな効果音に激しいドラムブレイク、執拗なオルガンのリフによる混沌とした世界を抜け、朗らかな「バットマーン」の連呼で締める、あまりにキラーなサイケ・チューン!ファルフィッサ・オルガンをフィーチャアしたエキゾでモンドなSIDE-B曲「バスのテーマ」も負けじ劣らずのモッド・ジャズ。オリジナルはウルトラ・レアなだけに今回のリイシューは嬉しい限りです!
https://youtu.be/mabnMEhdhq0
https://youtu.be/NEI6SmLda0U