U.K.新感覚スピリチュアル・ジャズをさらに発展させているサックス奏者、ジャスミン・マイラのGONDWANA最新作
前作以上にアンサンブルの音色を緻密に配置したフォーキー・テイストのサウンド
---以下、国内盤CD(RPOZ-10116)より
イギリス北部リーズ出身で現在はロンドンで活動している作曲家/サックス/フルート奏者、ジャスミン・マイラ待望の最新作。クリエイティブなリーズの音楽シーンで注目を集め、GONDWANAを率いるマシュー・ハルソールに見い出されて『Horizons』(2022)、『ライジング』(2024)でのメディテーショナルで高揚感溢れるモーダルな作品はジャイルス・ピーターソンをはじめ各シーンから絶賛された。
この新作は全曲ジャスミン・マイラによるセルフ・プロデュース&作編曲で自然や人生の美しさと、失望やほろ苦さという二面性をテーマにしたアルバム。過去作よりもアンサンブル全体の聴かせ方を最優先し、各楽器の音色を繊細に配置している。ストリングス/ピアノ/フルート/ハープ/ヴィブラフォン等による儚げな旋律がサックスの周りを美しくたゆたい、広がっては収束していくサウンド。
もともとダスティン・オハロランやウエス・アンダーソン等のサウンドトラックに影響を受けており、本作は極めてシネマティックで揺らめくようなアンビエントな質感があるサウンド。また、本作の背景にはアルージ・アフタブやアラバスター・デプルーム(ts)、さらにファーガス・マクリーディー(p)やマット・カーマイケル(ts)といったフォーキーな音楽を奏でる注目の新世代スコットランド・ジャズ、Flyte等のコンテンポラリーなフォーク・テイストの要素も強い内容。
レコーディングはリーズのスタジオに参加ミュージシャン一同が集まり同じ部屋で録音。全員のエネルギーや感情がシンクロした素晴らしい演奏ばかりとなった。指揮はリーズのジャズ・シーンの同胞にしてレーベルメイトでもある、エインシェント・インフィニティ・オーケストラ(Ancient Infinity Orchestra)の中心人物オジー・モイシーが担当。さらにマット・カーマイケル(ts)も1曲参加して郷愁感溢れる演奏を聴かせてくれている。フォーキー・チェンバー・ジャズ・アンサンブルとでも言える温かなエネルギーに溢れた傑作アルバム。
本作はマシュー・ハルソールとジャスミン・マイラの共同プロデュース作。レコーディングはエインシェント・インフィニティ・オーケストラを手掛けたトム・オーレル、ミックスは前作『ライジング』に続きハニャ・ラニ/マシュー・ハルソール/ポルティコ・カルテット他を手掛けたグレッグ・フリーマンが担当。
https://jasminemyra.bandcamp.com/album/where-light-settles
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