海外で2022年4月7日に公開されるアメリカの作家パトリシア・ハイスミスのドキュメンタリー映画「Loving Highsmith」(日本公開未定)のために作曲された作品がCD2枚組でリリース! 本作はフランスのギタリスト、ノエル・アクショテが映画のために作曲した作品を収録。自身の演奏も収めながら、なんとビル・フリゼールとメアリー・ハルヴォーソンという今最も面白いと言っても過言ではないギタリストが参加したファン垂涎の逸品です。 CD1にノエル・アクショテ×メアリー・ハルヴォーソン、CD2にノエル・アクショテ×ビル・フリゼールをそれぞれ収録。空間が歪むようなタイム・ストレッチを駆使したハルヴォーソン印の即興はもちろん、フランク・シナトラの楽曲を、誰もいない広大で素朴なアメリカの風景を想起させるフリゼール流の演奏で聴かせたりと、それぞれの良さが存分に発揮された内容をCD2枚に渡り全48曲トータル2時間越え(!!)という大ボリュームで聴かせる充実の1作。リビングルームで録音されたようなプライヴェート感溢れる音像も、ジャケット写真の親しみある肌触りと通ずるようで気持ちいいです。 ビル・フリゼールとメアリー・ハルヴォーソンのファンはもちろん、王道とは一味も二味も異なるギター作品を聴きたい方に大推薦の1作。映画が日本の劇場で公開させることを願いつつじっくり耳を傾けるとしましょー! https://ayler-records.bandcamp.com/album/loving-highsmith